猫の食費は月いくら?1匹・2匹の場合を比較

necobiyori

猫と暮らし始める前にも、暮らし始めてからも気になるのが「毎月の食費」です。

キャットフードだけなら、それほど高くないように見えるかもしれません。

ところが実際には、

「ドライフードだけ」
「ウェットフードも毎日」
「おやつも用意する」
「年齢別で別々のフードを食べている」

など、与え方によって月々の金額はかなり変わります。

さらに2匹になると、単純に2倍になるのでしょうか。

今回は、最新の調査データを参考にしながら、猫1匹・2匹の場合の食費の目安と、フードの選び方、無理なく続けるための考え方を紹介します。


結論:猫1匹の主食代は月3,000〜5,000円前後がひとつの目安

最初に大まかな目安をまとめると、

飼育頭数主食中心の目安ウェット・おやつを含めた目安
猫1匹約3,000〜5,000円約5,000〜8,000円以上
猫2匹約6,000〜10,000円約8,000〜15,000円以上

この金額は「必ずこの範囲になる」という意味ではありません。

フードの価格、猫の体格、食べる量、ウェットフードの割合、療法食の有無によって大きく変わります。

2025年の一般社団法人ペットフード協会の調査では、猫1匹飼育者が市販の主食用キャットフードに使う月平均額は3,346円。複数頭飼育者では6,291円でした。なお、複数頭は「2匹だけ」に限定した数字ではないため、2匹の平均額そのものではありません。

この数字を見ると、

1匹なら3,000円台、2匹なら6,000〜7,000円前後から考える

というのは、主食だけを考えた場合のひとつの現実的な目安になりそうです。


ゆずとシンバの会話

シンバ
シンバ

2匹になったら、ごはん代も全部2倍になるニャ?

ゆず
ゆず

だいたい増えるけど、必ずきっちり2倍とは限らないニャ。

シンバ
シンバ

どうして?

ゆず
ゆず

年齢や体格で食べる量が違ったり、大袋を買うことで少し割安になったりするからニャ。


猫1匹の食費はどのくらい?

先ほどの2025年調査では、主食用キャットフードの月平均額は3,346円でした。

さらに、市販のおやつ用キャットフードの平均支出額は、猫1匹飼育者で月1,645円となっています。

ただし、この二つを単純に足して「全員が月4,991円使っている」という意味ではありません。主食とおやつでは回答者数や利用状況が異なるためです。

それでも、

主食+おやつで月4,000〜6,000円前後

を予算として考えておくと、ひとつの目安になります。

さらにウェットフードを毎日使う場合は、もう少し増える可能性があります。


猫2匹なら単純に2倍?

猫1匹の主食代3,346円を単純に2倍すると、

3,346円 × 2匹 = 6,692円

です。

一方、2025年調査における「複数頭飼育者」の主食用キャットフード平均は月6,291円でした。

そのため、2匹暮らしの主食代を考えるなら、

月6,000〜7,000円程度からスタートして考える

とイメージしやすいでしょう。

ただし、

  • 2匹で違うフードを食べている
  • 片方がシニアフード
  • 療法食を使用している
  • ウェット中心
  • おやつを毎日与える

といった家庭では、月1万円を超えることも十分考えられます。


2匹だからこそ「同じフードにまとめられない」こともある

多頭飼いでは、大袋を買えば安くなると思いがちです。

しかし、猫の年齢が違えば、同じフードを与え続けるのが適切とは限りません。

例えば、

成猫には成猫用。
シニア猫には年齢に合ったシニア用。

というように分ける場合があります。

シンバ
シンバ

ぼくとゆず兄ちゃん、同じごはんではダメなのかニャ?

ゆず
ゆず

年齢や体調によって必要な栄養は変わることがあるニャ。

シンバ
シンバ

2匹暮らしでも、それぞれに合うものを選ぶんだニャ。

多頭飼いでは「同じものを大量購入すること」より、それぞれの猫に合った食事を無理なく続けられることを優先した方が安心です。


実際の商品で月の食費を考えてみる

具体的な商品を使うと、食費をイメージしやすくなります。

ここでは分かりやすく、2kgを約1か月分として購入する場合の簡易計算をしてみます。

実際の1日の給与量は、猫の体重・年齢・活動量・体型によって異なるため、必ずパッケージの給与量を基準に調整してください。


成猫用の例

ニュートロ ナチュラル チョイス キャット 室内猫用 アダルト チキン

商品名:ニュートロ ナチュラル チョイス キャット 室内猫用 アダルト チキン 2kg

ニュートロ公式通販では、2kgが現在3,980円で案内されています。成猫向けの総合栄養食で、第一主原料にチキンを使用し、室内猫の健康維持に配慮した製品です。

単純に1か月に2kgを1袋使うとすると、

約3,980円/月

という計算になります。

シンバ
シンバ

ごはんの値段を見ると、1袋いくらかだけ見ちゃうニャ。

ゆず
ゆず

「何日くらい使えるか」で考えると、月の食費が分かりやすいニャ。


シニア猫用の例

ピュリナ ワン キャット 健康マルチケア 7歳以上 チキン

商品名:ピュリナ ワン キャット 健康マルチケア 7歳以上 チキン 2kg

7歳以上の猫向けの総合栄養食で、尿路・毛玉・体重など、シニア期に気になるポイントへ配慮した製品です。内容量は2kgです。


2匹で別々のフードを食べる場合の例

仮に、

  • 成猫:ニュートロ 2kg 3,980円
  • シニア猫:ピュリナ ワン 2kg 2,280円

を各1袋購入した場合、

3,980円+2,280円=6,260円

となります。

ここへウェットフードやおやつを追加すると、月7,000〜10,000円前後になる家庭もありそうです。

このくらいの金額感は、先ほど紹介した複数頭飼育者の主食平均6,291円とも大きく離れていません。

もちろん、これはあくまで一例です。


ウェットフードを毎日与えると食費はどうなる?

食費が大きく変わりやすいのが、ウェットフードです。

例えば1袋100円の商品を、

1日1袋 × 30日

使えば、

月3,000円

追加されます。

2匹それぞれ1袋なら、

月6,000円

です。

ドライフードだけなら月6,000〜7,000円だった2匹暮らしでも、ウェットを毎日追加すると1万円を超える可能性があります。

ただし、ウェットフードには主食として使える「総合栄養食」と、おかず・おやつに近い「一般食」などがあります。

購入するときは価格だけでなく、パッケージの表示を確認しましょう。


ちょっとしたご褒美用なら

モンプチ プチリュクス パウチ

少量タイプのウェットフードを追加したい場合には、モンプチ プチリュクス パウチシリーズも選択肢です。

35gなどの少量サイズがあり、一度に使いやすいのが特徴です。

ただし商品によって用途や栄養区分が異なるため、主食として使うのか、ご褒美として使うのかを確認してください。

シンバ
シンバ

ウェットの日はテンションが上がるニャ!

ゆず
ゆず

おいしいからといって、主食とのバランスを忘れないようにするニャ。


「安いフード=節約」とは限らない

猫の食費を考えると、

「できるだけ安いフードを買えばいいのでは?」

と思うかもしれません。

しかし、価格だけで決めるのはおすすめできません。

確認したいのは、

  • 猫の年齢
  • 体重
  • 活動量
  • 避妊・去勢の有無
  • 食いつき
  • 便の状態
  • 持病の有無
  • 獣医師から食事指示があるか

です。

健康な猫の普段の主食には、年齢に合った総合栄養食を基本に考えると選びやすくなります。

療法食を必要とする猫の場合は、価格ではなく獣医師の指示を優先してください。


大袋を買えば本当に節約になる?

1kgより2kg、2kgより4kgの方が、1kgあたりの価格が安くなる場合があります。

しかし猫1匹で消費する場合、大袋を使い切るまで時間がかかりすぎることもあります。

開封後のドライフードは、直射日光や高温多湿を避けて密封し、なるべく早く使い切ることが推奨されています。ニュートロも開封後はしっかり密封し、早めに使い切るよう案内しています。

そのため、

「1kgあたりが安い」より「新鮮なうちに使い切れる量」

で選ぶ方が実用的です。


2匹暮らしでは大袋が使いやすい場合もある

2匹なら、同じフードを食べている場合は消費速度が速くなります。

そのため大袋やまとめ買いのメリットを得やすくなります。

一方で、年齢や体調が違い、別々のフードを食べている場合は、それぞれ小〜中容量の方が使いやすいことがあります。

シンバ
シンバ

たくさん買えば絶対お得ではないんだニャ。

ゆず
ゆず

食べ切れずに古くなったら、かえってもったいないニャ。


猫の食費を無理なく抑える5つの方法

  1. Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングの価格を比較する
    ポチップなら複数ショップを比較しやすくなります。
  2. 1kgあたりの価格を見る
    パッケージ価格だけで判断しないようにします。
  3. 食べ切れる範囲で大容量を選ぶ
    多頭飼いでは特に有効です。
  4. フードを計量して与える
    与えすぎは食費だけでなく体重管理にも影響します。
  5. 余ったフードを増やさない
    「安かったから大量購入」して食べなくなるのが、一番大きな無駄になりやすいところです。

フード代だけで猫の飼育費を考えない

「猫の食費」と「猫にかかる生活費」は別です。

2025年のアニコム損保の調査では、猫1頭にかけた年間支出額は195,427円でした。これは食費だけではなく、治療費などを含めた金額です。

月平均へ単純換算すると、

約16,300円/月

になります。

つまり、猫と暮らす際には、

食費だけでなく、

  • トイレ砂
  • 爪とぎ
  • おもちゃ
  • 消耗品
  • 健康診断
  • ワクチン
  • 病気やケガの治療
  • 冷暖房費

なども必要です。

これから猫を迎える場合は、食費だけを見て「月3,000円程度で飼える」と考えない方がよいでしょう。


ゆずとシンバなら食費はどう考える?

年齢の違う2匹と暮らしている場合、一番大切なのは「2匹でいくらに抑えるか」ではありません。

それぞれの猫に合った食事を、無理なく継続できる予算を作ることです。

シンバ
シンバ

ぼくのごはんと、ゆず兄ちゃんのごはん、別々でもいいニャ?

ゆず
ゆず

もちろんだニャ。猫は年齢も体調も違うからニャ。

シンバ
シンバ

でも、飼い主さんのお財布も大切ニャ。

ゆず
ゆず

だからこそ、「月いくらか」を知っておくことが大事なんだニャ。

例えば毎月、

主食7,000円+ウェット・おやつ3,000円=約10,000円

を「2匹の食費予算」と決めておけば、

今月使いすぎているのか、平均的なのかが分かりやすくなります。


1年間で考えると食費はいくら?

月額だけでは分かりにくいので、年間でも考えてみましょう。

月の食費1年間
3,000円36,000円
5,000円60,000円
7,000円84,000円
10,000円120,000円
15,000円180,000円

2匹で月10,000円なら、

年間12万円

です。

1か月だけを見ると小さな差でも、年間ではかなり変わります。

例えば月1,000円違えば、

年間12,000円

の差になります。

だからこそ、価格だけでフードを変更するのではなく、

品質・猫の食いつき・価格・続けやすさ

のバランスを見ることが重要です。


まとめ:猫の食費は「平均」よりわが家の適正額を知ろう

猫の主食用キャットフードにかかる費用は、2025年の調査では1匹飼育者で月平均3,346円、複数頭飼育者で6,291円でした。

ひとつの目安としては、

1匹:月3,000〜5,000円程度
2匹:月6,000〜10,000円程度

から考えるとイメージしやすいでしょう。

ウェットフードやおやつを毎日使えば、さらに増えます。

そして大切なのは、

平均額に合わせることではなく、その猫に合った食事を継続できること。

です。

シンバ
シンバ

平均より高いと、使いすぎなのかニャ?

ゆず
ゆず

そうとは限らないニャ。猫によって必要な食事が違うからニャ。

シンバ
シンバ

平均は「比べる目安」なんだニャ。

ゆず
ゆず

そうニャ。いちばん大切なのは、健康と続けやすさのバランスだニャ。

毎月のフード購入額を簡単に記録しておくと、値上がりや食事量の変化にも気づきやすくなります。

「うちの猫は月いくらかかっている?」

一度計算してみると、猫との暮らしに必要な予算が見えてきます。

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